zippo
2010年11月18日
ブラック・レイン
今日届いた「細かすぎて伝わらないモノ」シリーズ。NYPD（ニューヨーク市警）刑事のミニバッジである。ナンバーは"364"で特注。これは何かと言うと、
映画「ブラック・レイン」でマイケル・ダグラスが使用しているzippoに付けられていたバッジを復刻したものだ。
少し燻して付けててみた。ベースのzippoはソリッド・ブラス（真鍮製）だが、ソリッド・ブラスの発売は1983年で映画公開が1989年なので、1983-1989年製が対象となる（写真は1986年製）。zippoのポリシーで私自身が付けて販売することはできないので、別々に購入してDIYしていただきたい。
実は今年、マイケル・ダグラスの映画をコッテリ見直している。「ローズ家の戦争」ではタバコ・ディスプレイケースを復刻したが、「氷の微笑」もHD版で真剣にアイスピックを研究した（でも売るのはマズイと思って断念）。「ウォール街」は来年続編が公開予定されており、やっぱり我々の世代には忘れなれない名優である。現在ガンと闘病中だが、何とか元気になってもらいたいと思う。
なお、ブラック・レインで松田優作が来ていた革ジャンも現在復刻作業中。オリジナル（巨大肩パッドとモモンガ風の袖）に忠実だと現代では流石に着づらいので、現代風に少しアレンジしての復刻となる。もうすぐ試作品ができあがる予定。
wadahironet at 15:41｜Permalink│Comments(0)│
2010年10月23日
X-MEN パイロ のzippo
以前にも記述したが、X-MENでパイロが使用するzippoは、zippo社からは発売されておらず、#205サテン・クロームにカスタム・ペイントしたものである。回り込んだペイントはzippo社では加工してもらえず、自作する必要である。マスキング・シートを作って赤・白・黒でスプレーするのが綺麗に仕上がると思う。
ただ結構面倒くさいし（各色ずつ、相当乾燥ささないと滲んでしまう）、個人的にはzippo社加工（ないし公認）でないペイントのzippoを取り扱うのは憚れるので、まだ試みていない。そんな中、アメリカで高性能なフィルムを使っているというシール状のものを発見したので、試してみることにした。が、送られてきたのはただの薄いカッティングシートで、正直がっかりした。
気を取り直して、貼ってみた。綺麗には仕上がるが、やっぱりペイントの方がいいなぁ。
売り物としてではなく、近いうちにペイントに挑戦しようと思う。
あとサイクロプスのオー
クリーのサングラスにつけるサイドバイザーも原型はあるので、ウレタンフォームで作ってみる予定。
wadahironet at 15:48｜Permalink│Comments(2)│
2010年09月08日
Max Cady的禁煙グッズ
ご存知、「ローズ家の戦争」。壮絶な離婚闘争を描いた映画だが、ダニー・デビート（監督でもある）が演じる弁護士が13年間禁煙していて、その禁煙を破ってしまうほどの出来事が‥‥という設定。
ともあれ、その禁煙中は特製のケースに「最後の１本」を保存して、13年間禁煙したというのだ。
そのケースを作ろうと、現在、画像解析＆設計中である。禁煙も人生というドラマの１シーン、これを記録するのはこれしかないと。マックス・ケイディ的「禁煙グッズ」である。禁煙も映画のようにドラマティックに、という発想。効果は13年間だけどね。
ところで、このダニー・デビートが使っているライター、何と「コンテンポー」である。zippoが1985-1989年につくったガスライターだ（映画公開は1989年）。昨日見るまで気がつかなかった。「ジッポーと映画」に加えなきゃ。
wadahironet at 14:48｜Permalink│Comments(0)│
2010年08月18日
ZIPPO 365日
昨年の8月26日に始めたブログパーツ、「○月○日のZIPPO」が、昨日ようやく１年分完成した（8月25日分まで）。と言っても99%スタッフ任せで、内容を知らずに朝見て何じゃこりゃと思う日もあったが、ともあれ１年間ご苦労様。
何とかなるだろうと見切り発車でスタートしたが、何にも無い日が意外に多くて苦戦していた。出来事があっても関連するZIPPOがないのだ。
多いのは著名人の誕生日や忌日。この「○月○日のZIPPO」のために、高額でも仕入れたモノもある。
マイケルの忌日などは、感慨深かった。
次に多いのが語呂合わせ（の日）。どちらかと言えば避けたいのだが、めぼしい出来事が無い時はこれしかない。
ただ、関連するZIPPOがあるとは限らない。
「いわし」ZIPPOなんてよくあったなぁ。
ビシッと年月日まで入っているZIPPOは有難い。月面着陸とか。うっかり忘れてて違うZIPPOにしてしまったことも（アラスカ大地震など）。
これはスタッフのお気に入り。キャメルは柄が多くて助けられた。例えば「青森ねぶた」も世界のお祭りシリーズの中にあって使用した。
２年目以降は、より相応しいものが見つかったら改訂していく予定である。
wadahironet at 11:10｜Permalink│Comments(0)│
2010年05月11日
zippoへの彫刻
ずっと探していた、ビンテージ物の星座彫刻プレートを入手。1960年代から1970年代のzippoにこの柄が彫刻されているのを何度か入手したことがある。
これをビンテージの手動彫刻機で変倍して彫る。手動彫刻機はこれが３台目だが、この彫刻機はzippo社公認であり、zippoロゴ入りのアダプターが付いている。ここがポイント。
実は以前、コンピュータの彫刻機（ROLAND EGX-300）でカスタム彫りをしていたことがある。確かに幅が広がるし仕上がりも綺麗なのだが、それってzippoなの？という疑
問が付きまとった。というわけで高い設備投資だったが、すぐにお蔵入りにした。
他にも、ROLANDのMETAZAという写真のプロッターも購入したことがあるが、これはさらにzippo社の加
工から遠ざかってしまう。ある方からこれで50歳記念の50個を依頼されたが、結局断った。もちろんお蔵入り。今ではカラープリンタまであるそうだが、そこまで行くと最早zippoへの冒涜だと思う。以上の理由で、先のzippo社公認の彫刻機とそのプレートにこだわっている。生れ年のビンテージ物に彫刻しているから尚更であるが、実際にその字体や星座柄はビンテージ物に登場している。ここが私の"線引き"であり、zippoに対する私なりの敬意の払い方である。
実際に星座を彫った仕上がりはこんな感じ（zippoはもったいないので、別のプレートを使用）。この刻印見本を作るのに何時間もかかったけど‥‥。やっぱりビンテージzippoには、ノスタルジックな柄と手法がよく似合ふ。
wadahironet at 20:10｜Permalink│Comments(0)│
