楽しい選挙事務所(予定)#2 ハリーポッター風和田ひろCHの見どころ

2021年04月02日

インディ・ジョーンズのフェルトハット【レイダース40周年】

hat02まずはこれまでの経緯から。1作目の「レイダース」から3作目の「最後の聖戦」までインディ・ジョーンズの帽子を手掛けたのはロンドンにあるハーバート・ジョンソン社で、MAX CADYでは2007年から12年にわたって製造依頼・販売をしてきたが、同社は2019年に既製品市場から完全に撤退、英国王室・貴族あたりの顧客がワンオフで注文したら7〜8万(ポンド次第では10万)円で作ってくれるかも?という我々には無縁の存在になってしまった。

ただ我々は世界中で一番このオリジナルを販売してきた実績があり、インディ・ハットが何たるかは誰よりも熟知しているので「自分で作ってやろう!」と。1〜3作目はハーバート・ジョンソン社が作ったが4作目はアメリカの個人が作って持ち込んだモノなので、負けてられない。

それで販売終了以来オリジナルのフェルトハットを製造してくれる工房を探して試作等もしてもらったのだが、価格は安くてもテーマパークのお土産レベルばかり。そんな中ついに本物志向のファーフェルトハットを作ることができる工房を探し当て、昨年10月にプロジェクトがスタートした。ヴィンテージのデニムの織機のように、フェルトを打つスチームの機械のレストアからスタートという気の遠くなる作業だったが、半年の工程を経て一昨日試作品が完成、本日手元に届いた次第である。
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もう鳥肌モノのレベル。いや、クォリティではオリジナルを超えたかも。ここから極々微妙な色合いと極僅かな寸法の違いを補正して製品版に仕上げていく。まだ少し時間はかかるが、できればこの秋までに、遅くともこのレイダース公開40周年の今年中には究極のインディ・ハットを発売できると思う。2020年7月には新作も公開されるしね。こうご期待。


wadahironet at 15:28│ モノ | 映画
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