2020年12月30日

2020年の総括と2021年への展望#3 【YouTube】

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昨年開設したYouTubeチャンネルはお陰様で1,200名の方にご登録いただき、再生時間も多くて感謝申し上げる次第である。ただYouTubeは手段であって目的ではないのでYouTuberは全く目指す気もないし、収益プログラムも基準は満たしているが全く広告設定していないのでこれまで1円ももらっていない。またレプリカとは言え、あくまで自分達が作ったモノを紹介する場と考えていて、無意味な動画をやたらアップしたり奇をてらってBuzzることを狙ったりもしない。なのでなかなか動画本数は増えないが、モノを作る時の思い入れ、そしてそのモノを通じて映画の素晴らしさを伝えられるよう、これからも「モノ語り」をしていく所存である。しかし、2021年はもうちょっとペースアップしないとね。

で、ベタだけどこれまでの再生数ベスト3を。
第3位はインディ・ジョーンズ。2022年7月公開予定の新作でもハリソン・フォードの続投が決まったので、何としてでも本物志向のフェドーラ・ハットを復活させたい。かなり時間がかかっているが、実はフェルトを打つスチームの機械からこだわって作ろうとしているので、誰よりも多く扱ってきたオリジナルを完璧に再現したいと思う。
第2位はジェームズ・ディーン「理由なき反抗」。ちょっと意外で、2位はバック・トゥー・ザ・フューチャーのデニムかなぁと思っていたが、特に本国アメリカで好評をいただいていて有難い限りである。この最初のジャケットだけ赤から全体に色を付けたるシーンが作りたくて、動画編集ソフトをPremiere ElementsからPremiere Proに変更した。もう50の手習いで馴れるのに時間がかかったが‥‥
で、第1位はトップガンのG-1、ダントツの7万回以上ご視聴いただき現在もずっと月間トップ継続中。来年、公開までにちょっと撮り直したいぁと思っているし、公開後はさらにアイテムを増やすので、乞うご期待。

当初そうでもなかった等身大フィギュア講座もジワジワ反応があるので、この秘密基地、蝋人形の館から引き続き発信していきたい。
さぁコロナをぶっ飛ばして行こう!

17:53 記事URLコメント(0)

2020年12月29日

2020年の総括と2021年への展望#2 【蝋人形の館】

2021年に新発売を目指すアイテムについては後日まとめたいと思うが、今日は胸像について。

2020年はリメークばかりで新しい胸像に挑戦できなかったが、2021年はリメークしつつも新作に挑んでいきたいと思う。

今年一番ワードローブ(映画衣装)ともども時間をかけて挑戦したのはターミネーター1作目。今までターミネーターと言えばT2の革ジャンの印象が強かったが、新たにT1前半のM65や後半の革ジャンをシャツ共々完全復刻し、公開36年目で新境地を開拓したつもりである。

胸像は目が点滅して動き、周囲を見渡し、手動で口も動かせるスカルを作って、ウレタンゴム系のレジンでスキンを作って被せた。このスキンは表情を変えたりすることが可能になるので、今後の胸像製作で活かしていきたいと思う。このYouTubeの冒頭に凝縮してあるので、見たことない方は是非ご覧いただきたい。さて【秘密基地】と呼んだり【蝋人形の館】と呼んでみたりまだ未確定要素の多い新スタジオだが、2021年は現在の胸像(胸から上)だけが並んでる状態から、少しずつセットした1分の1マネキンをディスプレイしていく予定である。ご案内の様にこういうイメージで。
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実は胸像を作って時間が経つと「ここを修正しなきゃ」とかすごいあるのだが、そこを追求し出すとキリがなくて本末転倒になる(マネキンはあくまでマネキン、アイテムが一番)ので、微調整を重ねながら展示して行く所存である。

例えばトム・クルーズの胸像、ミッション・インポッシブル仕様にしたりして、何度かリメークしてたらいつの間にか目の輝きが無くなり、撮影しても何か目が小さくて違う感じに写ってしまっている。
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これは目のクリア層の問題ではなくて、目の上が修正するうちに余計前に盛られてしまって、虹彩の部分が影になって光らなくなってしまっていたのだ。これ、数mmでそうなってしまう。
iron1で、中から紙粘土を削って奥目を少し前に出したいのだが、工具が全く入らず爪でしか削れない‥‥。剥がれそうになってきたので、専用のアイアンクローを作った。これで目の裏を削って1mmぐらいは前に出すことができた。

そのアフターがこれだが、
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ちゃんと黒目の上が光って、目が生きるようになった。これが微調整の一例である。

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ちなみに新春にはいよいよトップガンのフライトスーツのレプリカの販売を開始する。ミリタリーウェアにありがちなラフな縫製ではなく、いい仕事のモンである。
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素材はアラミド繊維ではなく100%コットンを採用した。アラミド繊維は耐火性に優れており軍用には最高の素材であるが、やはり吸湿性等、日常の使用にはコットンの方が快適で、耐久性においてもアラミド繊維は洗濯を繰り返すとどうしても"ダマ"ができて見栄がよくないという難点がある。アラミド繊維のオリジナル、特に新品は高価でサイズも選べなくなったので、サイズが選べて実用的なコットンのレプリカを作った次第である。見た目は区別できないぐらい同じで、普段着としてヘビーローテーションしていただけるつなぎである。
M65同様、身幅(36〜44)だけでなく丈(S, M, L)も日本人サイズを中心に正確にミルスペックで復刻したので、自分に合ったサイズを新品でお選びいただける。1月1日発売(5日出荷開始)予定なので乞うご期待。
さぁコロナをぶっ飛ばして行こう!

15:47 記事URLコメント(3) ワードローブ | 映画

2020年12月28日

2020年の総括と2021年への展望#1 【秘密基地計画】

4f1701202020年はコロナの巣ごもりを利用して【倉庫カフェ化計画】を進めてきた(左は物置スペースを解体し出した当初)。当初は数年かけて仕上げていく予定だったが、そもそも低予算DIYで必要なのは時間と労力だったので、結果的に予定より早く空間は出来た。

base1
ちなみにカフェ化計画前(ガレージの時)からマックィーンを2021年末に仕上げて2022年からはデロリアンのバック・トゥー・ザ・フューチャー仕様をスタートさせるのが目標だが、それまでにこの年末年始から新しいことをスタートさせる。それがこれ。
base2
映画関連の自動車のフロントやリアが「壁から飛び出てる」風のオブジェにして増やしていく予定で、これを【秘密基地計画】のメインに据えたいと思う。
第1弾はナイトライダー。この壁か、スペースを仕切るカウンターを作ってそこから「生える」予定。このオブジェを製造しながらパーツ類の復刻も検討したいと思う。この手の実車を全てコレクションするのはかなり難しいが、マックス・ケイディらしい新たな【1分の1】の世界を提案できればいいなぁと。ちなみに第2弾はキル・ビル、プッシー・ワゴンを予定している。最終的には"ジャック・ラビット・スリムス"にもうちょっとアイテムを増やしたような空間を目指したい。実は現在のスペースはまだ倉庫の3分の1(2階を入れれば4.5分の1)なので先は長〜い。
さぁコロナをぶっ飛ばして行こう!

16:26 記事URLコメント(0) モノ | 映画

2020年12月25日

大きいサイズの革ジャン

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「トップガン」のG-1や「バック・トゥー・ザ・フューチャー」のデニムジャケットは既に大きいサイズ(日本の5XLまで)を作っていたが、今後少しずつ他のジャケットも対応していくことにした。
size
まずはターミネーター・シリーズ。そもそも海外からは日本の2XL〜5XLの注文が多いのでカスタムで製作してきたが、今後は「レギュラーサイズ」としてラインナップさせていただく。ちなみに写真の左はT2のS、右はT1の4XL。
ただ一方ですぐに売れるモデル&サイズでない予約注文がキャンセルないしブッチされた場合は、正直、薄利でやらせてもらっている(原価率は他のブランドの2倍以上)のでダメージが大きい。
depositで一部のモデルやサイズについては予約時にお代をお預かりすることにした(右のマークを付ける)。ただし振込5%割引の対象とさせていただくので、余計にご負担いただくことは一切ない。
今年はコロナのせいもあるのだろうが、連絡が取れなくなったり連絡なしの受取辞退が例年より多かった。私どもがご利用ガイドに厳しく書いているのは、このように結果として他のお客様のご負担になることを防ぎたいからであり、もちろん書いてある通り二度と注文は受け付けないので悪しからず。自分なら借金してでも買うか、お金ができるまで待ってって正直に言うけどなぁ、逆に男気あって革ジャンが似合うと思うね、個人の感想。
さて、気分のいい話に戻そう。海外からMAX CADYのT2ジャケットを購入してくれたお客さんがシュワちゃんと撮影した記念写真を。
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参考までに、彼が着ている革ジャンのサイズは日本の3XL。20代のシュワちゃんなら5XLだね。


17:28 記事URLコメント(0) モノ | 映画

2020年12月24日

We wish you a Merry Christmas!

santax


16:20 記事URLコメント(0)