2008年05月21日

ダッジ・バイパー クリアウィンカー編

約2年前にダッジ・バイパーという車をヤフオクで購入した。探していたわけではなかったが、たまたま「残り2日」で出品されている現車を見つけてしまい、衝動買いしてしまった‥‥。今日はバイパーの薀蓄は省いて、当時拘った「クリアウィンカー」について記述したい。
バイパーは先代(1992-2003年製)で、かつ大量生産している車ではないので、当然、クリアウィンカーは市販されていない(フロントはクライスラー・ネオンと共通なのでアメリカでは市販されている)。だったら ということで、ネットでクリアウィンカーを自作された諸氏のサイトを参考にしながら、ワンオフ・パーツの製作を開始した。



概要(詳細はレジン付属の解説を参照)
1. リアウィンカーを取り外し、レンズ部分をルーターで切断(バイパーは完全に一体型になっている)、断面をサンダーで研磨する。欠損部分はパテで補修。
3. アクリル板でシリコン(クイックシリコン)を流すケースを製作。
4.ケース内にまず「下の型」を油粘土で作り、レンズを固定して、剥離剤(モールドリリース)を塗った上にシリコンを流し込む(上の型の製作)。粘土に数ヶ所穴を開けておくと、上下の型に雄雌ができる。
5.固まったら裏返して、粘土を除去、剥離剤を塗ってシリコンを流し込む(下の型の製作)。
6.シリコンが固まって上下の型ができたら、レンズをはずして、.レジンを流し込む穴と空気穴を開ける。
7.レジン(クリスタルレジンIIスーパークリア)を流し込む。硬化したら完成。
クリアレジンは数年で黄ばんで透明度がなくなってしまうことが多いようだが、このクリスタルレジンは、劣化がほとんどなく、2年経った今でも透明である。
製作期間は約1ヶ月、費用は約2万円。満足度☆☆☆☆★


1/1 by MAX CADY

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2008年05月20日

インディ・ジョーンズ 帽子編

実に19年ぶりとなるインディ・ジョーンズの新作が、いよいよ来月公開となる。前作の「最後の聖戦」当時、インディのコスプレをして山にばっかり行っていたので、恥ずかしながら「インディ」と呼ばれていたことがある。
と言ってもまだインターネットが普及していない時代で、完全なコスプレはできなかった。当時、「インディ・ジョーンズと同じハーバート・ジョンソン製のフェルトハット入荷」の記事を読んで都内のアウトドアショップで購入したのだが、色合いや型が微妙に違い、納得ができなかった(後に全く別モデルだと判明した)。
ようやくインターネットが普及しだした1990年代半ばにいろいろと検索してみたが、同社製のインディ・モデルを販売しているサイトはなく、同社からの個人輸入もきなかった。その後、一度コンタクトに成功し、「インディ・ジョーンズ・モデル」の存在を確かめられたのだが、送料を入れると4万円を超える価格に尻込みしてしまった。
しかし、英国皇室御用達の老舗ブランドの存在を知ってしまった以上、安価なレプリカでは妥協できない。数年前、やはりどうしても欲しくなって今度は業販のお願いを試みたところ、こちらの思いが通じて仕入れることができた次第である。
やはり本物は「一生モノ」というに相応しい質感で、ようやく納得できた感がある。また、ここまでの拘りを多くの方と分かち合えたことに感謝したい。


1/1 by MAX CADY

15:05 記事URLコメント(0) モノ